HD/720P・IPカメラモジュール(有線LANカメラ)

HARDOFFで買ったFonルーターのファームをDD-WRTに書き替え、IPカメラの無線LANコンバーターとして動作させた際のメモです。プログラムや回路を興した訳ではなく単なる動作検証といったレベルですが、実際に無線で飛んでくるHD動画を見てちょっと感激しました。一昔前のルーターなれどこの程度の機器のコンバーターとしてはまだ実用範囲内だと思われます。

上の写真は撮影風景。
下の写真が改造FonルーターからWI-Fiで送られて来たHD/720Pのライブ映像。
QTのインストールは必須のようですがビューワーはWindowsXPのIE8でも実用範囲。
ルーターで接続を確認したアドレスに飛ぶだけ。
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■Fon2200 ルーターのDD-WRT化(FonFlash利用)■
La Fonera/Fonルーターの改造に関してはdd-wrt.comと日本のWikiを中心に多くのサイトを参考にさせて頂きました。
今回はFonFlashというアプリによる方法を取ったので用意したのはLANケーブルのみ。改造シリアルケーブルやUSB-シリアルブリッジは使いません。
○参考サイト
FON機器の初期設定 - FoNまとめwiki(←リンク)
La Fonera - FoNまとめwiki(←リンク)
DD-WRT - FoNまとめwiki(←リンク)
fonflashでググる(←リンク)ニートですが何か?さんの”FONに簡単にDD-WRTを入れる方法”が的確。
○以下のサイトからDL、必要があれば解凍/winpcapはPCにインストール
①
dd-wrt.comのRouter Database(←リンク)DD-WRTのファームを入手。
FONと入力すればリストが現れる。
機種をクリックしてDLページに入りlinux.binをDL。
(Fonera Firmware - Console image for installation via RedBoot)

②
FonFlash(Gargoyle Router Management Utility)(←リンク)
Downloadページに飛び一番上のプルダウンメニューからFonFlashを選択。環境対応版をDL、解凍。
③
winpcap(←リンク)
パケット検出だか解析だかのモジュール(として利用するのか?)、DLしてインストール。
FonFlashのお陰でコレだけ落せば分解すら不要。
※フォルダ内にwinpcapがありますが実行(インストール)後は不要。

PC側のIPアドレスを設定(何も弄らずDHCPに任せる事もおそらく可能)
最初は接続ができず、その原因はDHCPが働らいていない為と勘違いし途中で固定IPを設定。初期化後のルーターが192.168.1.1らしいのでPCは192.168.1.166。
実はPCにLANが2つも載っている事に気付かなかった(別の方のコネクタに繋いでいた)。

PCとルーターを接続。ルータの電源は入れない。
仕事用のPCを使うのが不安で実験用のXPマシンを使用。全く問題なし。

ファームタイプをDD-WRTに設定。

ルーターが繋がっている方のネットワークインターフェースであることを確認。
dd-wrt.comからDLしたlinux.binを指定してFlash Router Now!を押す。

No packetがボロボロ出始めたらルーターの電源を入れる。


No packetのメッセージが止まり、データの転送が始まる。
(当初は何度やってもNo packetが続きルーターをリセットしたりDHCPを疑った。コネクタ違いに気付いたのは休憩後…。)
前半はルーターのLEDがピロピロ。
後半はルーターもFonFlashのメッセージウインドウも固まったように静かになる。
経験者の言葉通り、我慢して放置(開始から20分以上)。

やり直しを覚悟し夜食を摂り終えた頃に完了のダイアログ。

以後は設定によりコンバーターにもなるそうです。
次はその設定を行い、Wi-FIカメラの動作確認。