2016/01/25
aitendo 4.3インチ液晶モジュール (SSD1963) その1
寒い寒い日曜の夜、空いた時間にArduinoと液晶の勉強。SDカードに入っている自分の画像を液晶に表示させてみたい。
UTFT_tinyFATというライブラリを使えば簡単らしいがARMのDueには対応せず。
試行錯誤の結果UTFT_SdRawのデモを弄って何とか実現するも私のスキルでは800x480/D-by-Dのフルスクリーン表示に辿り着くまでが大変。
今は別のこと考えただけで忘れちゃいそうなので当日撮った写真だけアップ。
気付いたことは後日改めてアップします。
aitendoの4.3インチ液晶モジュール(TP/SSD1963付) [LCD043TP-SSD1963]
(4.3” 480x272 LED-backlight、4線抵抗膜タッチスクリーン付のLCDパネルとコントローラー;SSD1963の載った基板のセット)
Arduino Dueはアマゾンで買ったコンパチ品。

液晶コントローラーはSSD1963。基板上にはTP(タッチパネル)コントローラー、バックライトドライバ(おそらく小規模液晶用の20mAドライブ)、SDソケットも搭載。
基板の仕様にはちょっと悩まされましたが今は満足。
近日中に基板単体を追加購入する予定。

液晶コントローラーは5Vトレラントではありませんでした。
Due以外で使う場合はレベルコンバーターが必要(詳細は次回のメモに残します)。

液晶基板にもSDソケットがありますが今回の実験用レイアウトだと液晶ケーブルの真下で不便。アダプターをそのままmicroSDのソケットに。

4.3インチ液晶モジュールセットでは自分の画像を出すことに成功。
初めて成功した際の記念写真は撮り忘れ。
下の写真は二度目の実験の際に撮ったものです。
(画像に偽色が発生していないのでraw画像作成にMediaCoderを使ったバージョン)

下がオリジナル画像(これをMediaCoderでRGB565rawに変換して使用)。

JPEGをUTFT付属のコンバーターでRGB565のrawに変換した画像。
仕方ないにしてもグラデーションの破綻が確認できます(緑色の所など)。

下がオリジナル画像(これをImageConverter565でRGB565rawに変換して使用)。

外国の方のブログに画像のフォーマット変換には動画のエンコードで有名なMediaCoderが利用できるとあります。確か趣味用のPCにインストールしてあるハズ。早速実験。
■ 液晶も今夜の最終目標である7インチ(TP付)、800x480dotに変更。

凄い綺麗。UTFT付属や本家のオンラインコンバーターより数段上の画質。
液晶画素800×480、画像もPhotoshopで同画素にしましたのでおそらくD-by-Dのはず。
色の方はUTFT付属のコンバーターでは広範囲に偽色が発生し、そうでない部分でも明らかに荒い感じ。対してMediaCoderで変換した画像はタッチスクリーンが折角の表現を邪魔しているなと感じるほど普通に綺麗。安物のフォトフレーム並みに綺麗。

下がオリジナル画像(800x480)を当ブログ用に縮小したもの。
(MediaCoderで画素数そのままRGB565rawに変換して使用)。

液晶パネル自体が高価で高性能というわけではありません。
だってこの液晶のプライス、税込1コイン。
実は秋葉原のオレンジさんで買ったジャンクナビの液晶パネルです(詳細は次回)。
RaspberyyPiもそうだけど、こういった物は周辺機器の値段が高すぎ。
アマゾンなんかでもいろいろと扱ってはいるけど、好奇心を持ち始めた若い人たちがお小遣いで気軽に買える価格の範囲ではないような気がします。本も高い。
だから…、ジャンクを活用しましょう。
追記 2016_01_26
aitendoの基板にはタッチパネルコントローラー(3.3V動作)も載っているのでそのテスト。
電源は基板内でSSD1963と共通でした。Arduinoと5本の配線を追加しただけ。
ライブラリはUTouch。何から何まで揃った上、全部タダで使わせて頂けるなんて本当に有り難い。
付属のサンプルからキャリブレーションを行い得られたキャリブレーションデーターをUTouchCD.hに記述。
サンプルのお絵かきソフトが7インチの大画面?ですんなり起動。追従性問題なし。

別件
ジャンクといえば森さんで買った¥1799-の富士通7タブ。
寒さのせいだと思いたいけど…。
満充電後Wi-Fi/GPS/BT全部OFF、画面消して放置9時間で電池切れ、マジ?。
自分でリファビッシュ開始。
