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アマゾンの激安タッチペン(デジタルペン)

【GEANEE(ジーニー) タッチパネル操作対応デジタルペン MK-WTP1 】
【非タッチパネルがタッチパネルに変わる】  ←アマゾンのうたい文句。

モニターの枠左にレシーバーを貼り付けて、タッチパネルでは無いモニターがタッチパネルみたいになるという品物です。
専用のペンを使いますのでマルチタッチは不可。普通のモニターにペン先を当てるなんて傷を付けそうで怖くなりますが、このペンは先っぽが刷毛のようになっており、まるでモニターの枠と液晶の間に溜まった埃をはらう【マイクロほうき】みたい。

XN800_touch_pen.jpg


先月、面白半分で買って以来、そのままほったらかしておりましたが、先週末から遊んでみたらこれが結構面白かったのでメモ。



■まずはパッケージ内容■

amazonで950円(今日現在も)、箱にはコレだけの物が入っていました。
マニュアル、CD、USB接続のレシーバー、ペン、ペン先(予備1付き)、電池、キャリングケース?、レシーバー固定用の金属板2枚。

CDの中はwin7/8用で、XPではインストールしてもダメ。
この手の物はおそらく絶対座標をボロボロ吐き出すだけで、ネットを探せば他のOS用のドライバーも拾えそうな気もします。で、今回はRaspberry Piでも検証しました。

XN800_touch_pen_02.jpg


もちろんmade in Caina です。そもそもコレ系の商品はMVPen Touch8(XN800)という物がオリジナルで、これはそのOEMなのか箱違いなのか、検索画像で見比べてもまあ全く同じ品のような感じですね。

ペンのお尻側に小さな電池を2個セット。ペン先端部には刷毛状のペン先を差し込みます。
ポインティングの仕組みはこのペン先にあり、【マイクロほうき】部分を画面に押し付けるとスイッチが入るようになっています(ポインティング)。また、ペンを持って人差し指の位置にもスイッチが一つ。
USBケーブルの付いたレシーバーにはマグネットが付いており、モニターのベゼル(枠)に附属の金属板を貼り付けてセットします(液晶でなくCRTだったらとんでもない事になりますな)。今回は面倒なのでモニター左側、適当な中央位置にセロテープ固定。特に問題なし。

XN800_touch_pen_03.jpg



■LINUX (Raspbian) + 26インチモニターでの実験■

マニュアルには17インチモニターまでとありますが、19インチワイドでも使えました(Win7)。
さて、でもデスクトップのwindows7機に専用ペンで画面を擦る気にはなれません。

では例のオモチャではどうなんだろう?と、久しぶりにRaspberry Piで実験。
(4月以降弄っていなかったのでRaspbianは2014-01-07 Wheezyのままです。)
ますはコレを繋がない状態でドライバーの確認。

20140714_001.jpg


USBコネクタを差し込むと、、、。
レシーバーの緑色のLEDが光るじゃん!。
落としっぱなしのRaspbianですがドライバーが増えています。

20140714_002.jpg


もしかしたらリビルド不要、何も苦労する事無くイケるのかも?
RasPiには去年の今頃に修理を楽しんだ26インチの液晶テレビ(シャープのLC-26BD1)を接続。
(このテレビ、1366x768でPC表示できるんですね。)

このデジタルペン、Raspbian + 26インチワイドモニターでもイケます。

適当に検索して見つけたtuxpaintというLINUX GUI用のお絵かきソフト。
刷毛で画面を擦りながら画を描くという不思議と基本的な行為ですが、喪中の身としてはこれだけでも結構楽しい気分に浸れました。

raspberry_pi_XN800.jpg



■調子コイて、32インチにもチャレンジ■

去年の秋、HARD OFFで【画面だんだん暗くなる=ジャンク ¥1050-】の衝動買いを切っ掛けに3台買って2台直した東芝REGZA・32H3000。

※介護の最中だったもので修理録のアップを忘れていますが、REGZA 32H3000、32C3000で同様の症状、本体左右の角を軽く捻ると発症あるいは改善する場合、インバーターや冷陰極管の故障・寿命でなくコテ一本で直る可能性があります。

で、忘れた修理録はいずれアップするとして、このテレビはPCモニター機能がLC-26BD1より弱く、パネル画素でのD-by-D不可、表示モード上限が720P/1080P(スケーリング)。Raspberry Piではconfigで追い込まないと、どちらのモードでも周囲に黒枠が入るようです(面倒なのでそのまま続行)。

raspberry_pi_touch_pen_2.jpg


32インチ最遠部(画面右隅上下)までポインタの移動は叶いますが、癖のある動作となります。
というか、この実験でタッチペンの癖をつかめた気がします。
距離によってレスポンスが悪くなる・スピードが遅くなるという事は無く、Z軸に対する感度が変化して行きます。

raspberry_pi_touch_pen.jpg


コレをお持ちで、反応が遅い・悪いと感じた場合、画面から数センチ離した位置で人差し指を使いペン先を押し込んでみてください。そのままペンを移動すると(通常のマウス程度の速度なら)追従してくると思います。
(Raspi程度のPCでも追従速度はそれなりに出ています。)

raspberry_pi_XN800_2.jpg


改善方法はゆる~い気分で考え中。
32インチ程度のモニターを使ったプレゼン時など、ポインタとして使うなら画面から離れていも問題ないし、パワポのボタンを押す程度の精度は確保できてると思います。
慣れてくると指を指した状態でドラッグ(クスリぢゃなくてdrag)できて、SFチック。



Raspberry Pi で使用する際のキャリブレーション方法を飛ばしてしまいました。

以下に書き続ける予定が、遅れていた仕事のデーターが先ほど届いたので本日は終了。
剥し取ったキャリブ用のアプリが必要ですが、このブログはファイルのアップってできるのでしょうか?。



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Author:Dellbee
デルビィです(少年時代にハマったアマチュア無線局のコールサインを捩りました)。
子供の頃から電子電気・機械物弄りが好きで、今も自分の時間が取れた時は何か弄っています。

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