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SBM-20 1.5V仕様のガイガーカウンター

前後してしまいますが、簡易版ガイガーカウンターの回路をアップします。

使用するGM管がロシア製 SBM-20 であれば、後はフジフィルム・写ルンですのストロボ基板、500~4700pF程度の高圧コンデンサ(500V以上)、文房具屋で売ってるメロディー付きバースデーカードの圧電スピーカで動作させられます。

20110404_1_5V_b.jpg

ストロボ基板にトリガコイル用の4.7MΩがHVに接続されていますので、これをアノード抵抗とします。
カソードはHVの(-)側に直接落としてしまいます。
基板上のLEDを点灯させると高圧が落ちますのでLEDに接続されている抵抗(15Ω)を外します。
この状態でGM管が放電すれば4.7MΩに電圧が現れますので、その電圧で圧電スピーカーを駆動します。
(高圧でスピーカーが海老反るだけですが、クリックとして聞き取ることはできます)
黄枠内は不要部品ですが、次の実験(悪戯)の為にLED抵抗以外は残してあります。

20110404_1_5V.jpg


クリック音が良く響くよう、CDケースに貼り付けましたが、高圧がかかっているので動作中に触ると電気ビックリ箱となります。
(ストロボのような大容量コンデンサに蓄えられたものでは無いのでエネルギー的には大した事はありませんが、ビックリして引いた手をぶつけたりしないよう・・・))

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コメント

はじめまして

はじめまして.貴サイトを見つけて以来,更新を心待ちにしております.
「ガイガーカウンタ 自作」といったキーワードで検索すると貴兄の試作・実験に関するビデオがあちこちでヒットいたします.
 3月11日以来,あれこれ情報を探しているうちに貴兄のblogを見つけ,参考にさせていただいております.貴重な情報の公開に敬意を表しますとともに感謝申し上げます.
 この連休にまとまった時間がとれたので,ようやく1台作ってみました.
 LED表示とクリック音だけですが,単3電池1本で動作いたします.
ご参考までに下記に動画を置きました.お時間のあるときにでもご覧いただけると幸いでございます:
http://www.youtube.com/watch?v=a2JQEdiLOVA

 回路図などはこちら:
http://www.cb750f.org/x/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=477;id=CB750F2

GC-1 拝見させていただきました。

marry OM、はじめまして。
コメントありがとうございます。

OM製作のGC-1、動画と回路、拝見させていただきました。
1.5V電源でLED回路用に二次巻線を追加された点、そのアイデアに敬服です。
(手書きの回路図を拝見しただけでOMのスキルの高さを感じております。お世辞ではなくマジですよ)

一号機との事ですがコンパクトにまとめられ、まさに今、現地の方々が求めている形そのものではないでしょうか。

先日ですが被災地の義弟と電話で話をした際、その義弟が今求めいているのはmarry OMのGC-1のように
小型軽量でシンプルであること、凝った表示を眺めるものではなく、常に携帯でき、「ながら状態」でも(状況およびその変化を)感じていられるもの、との事でした。
1.5V電池一本で音と光、まさにmarry OMのGC-1です。

OMの動画、本文の方でもリンクさせていただきます。
またぜひ今後ともよろしくお願いします。

(バイクもお好きなようですね。私は初めて跨ったバイクがヤマハのGR-50と言うちびっ子カフェレーサーでした。最近の不良少年はなぜウインカーの点滅速度を上げないのか不思議に思っております(笑)。
連休中も仕事でバタバタしておりましたが、合間に実験ボードと申しますか、幼稚な検証環境用のセットを作っておりました。また本文と動画のほうも更新させていただきます。)

re: GC-1 拝見させていただきました。

Dellbee OM,お忙しいなか拙作をご覧いただきありがとうございます.

>1.5V電源でLED回路用に二次巻線を追加された点、そのアイデアに敬服です。
 コイル・ボビンとかトランスに線を巻いて改造するのは,無線機やリニアの自作で昔よくやったので得意です(^^; たとえ電池1本の1.5V電源でも,絶縁された5Vが得られれば「写ルンです」の回路にあれこれ機能を付加できそうです.

>(手書きの回路図を拝見しただけでOMのスキルの高さを感じております。
 私も貴サイトの回路図やきれいにまとめられた製作物などを拝見してOMのスキルの高さを感じ取っております.

>1.5V電池一本で音と光、まさにmarry OMのGC-1です。
 コメントありがとうございます.GC-1は,常に電源ONして使うには不便というか,使い勝手が悪いと感じております.すなわち常にコツコツと音がするのは煩わしいからでございます.放射線を探すちょっとした実験には楽しいのですが…(^^;
 実用的に常時携帯して使うには,単位時間あたり,ある線量を超えたらアラームが鳴って知らせてくれて,通常は静かに待機しているほうが,ストレス無く使えるのではないかと考えております.
 たとえばウクライナ製のDRSB-01のような簡易型線量計です.
http://shaddack.twibright.com/projects/reveng_DRSB01/

 これはマイコンを使っていなくて,回路も単純です.回路図はこちら:
http://www.cs.utah.edu/~hatch/images/drsb.gif

>(バイクもお好きなようですね。私は初めて跨ったバイクがヤマハのGR-50と言う
>ちびっ子カフェレーサーでした。
 私はメカに疎いので,もっぱらバイクの電装を改良して楽しんでおりました.最近は忙しくてバイクを走らせる時間を作れないのが寂しいところです.


>またぜひ今後ともよろしくお願いします。
 こちらこそどうぞよろしくお願いいたします.

Re: re: GC-1 拝見させていただきました。

marry OM、レスが遅れて失礼しました。

marry OMはじめ、諸OMからコメントをいただき、ブログという物の素晴らしさを実感しております。
初コメ=1St QSO のようで私も緊張ぎみですが、以降はラグチュー気分で(勝手に)連帯感を感じております。

巻き線のお話ですが、私も昔々秋月で10Kボビンを買い込み、ディップメーター片手にあれやこれやをやっておりました。
(Y.U OMへのレスにも書かせて頂いたのですが、TC5032 で周波数カウンタを作り、あとはラジケーターとショットキーDで作った検波メータとディップメーターを頼りにRF工作をしておりました。オヤジになってスペアナの類を手に入れてしまうと、少年時代のチャレンジ精神より高機能計測器でのカンニングの方が得意になってきたような気がします)。

北欧系でしょうか、ガイガーカンターのリンクありがとうございました。
2番目はディケードカウンターを利用しておりますが、こういったロジック活用って実は大好きなんです。

さて、marry OMの方ではGM管の気絶現象は如何でしょうか?
昨晩のオーバードライブ(?)実験では手応えを感じたのもつかの間、Y.U OMの仰る気絶のような現象を体験しました。
が、良球を選び、定格に戻したところ、13時間程度経過しても現象は起きていません。
marry OMを SI-3BG の沼に引きずり込むようで恐縮ですが(すでに皆様、GM管の沼にどっぷりだとは存じますが)、また、経過とOMのご意見をお待ちしております。
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プロフィール

Dellbee

Author:Dellbee
デルビィです(少年時代にハマったアマチュア無線局のコールサインを捩りました)。
子供の頃から電子電気・機械物弄りが好きで、今も自分の時間が取れた時は何か弄っています。

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