2016/02/09
ポータブルDVDプレーヤー CPDP-T950 修理(1)
部品取りにはもったいない税込¥756-のジャンク。一昔前の物とは異なりDVDでも高画質再生だしテレビはフルセグ搭載だし、新品のモーターが税込¥108-で買えたので月曜の夜に軽く弄ってみました。
※調子に乗り翌日はモバイルバッテリー対応化も実施(メモは次回)。

スピンドルモーターの不良で回転が重く、DVDが読込不能になる事もしばしば。

オリジナル品とaitendoで買ってきた新品のマブチモーター。
(20世紀の少年にマブチモーターは超有名、、、なはず。)

どこから見ても同サイズ。これは交換できそう。

DVDの穴に通して留める所(正式な名称知らない。適当なカタカナ使って恥を掻くより知るまで勉強)。
この部分、本来であれば位置決めをしなければならないのでしょうが、ノギスで測ったクリアランスが約3mmということだけ頭に入れて壊れたモーターから抜き取り新しいモーターへ。樹脂製のワッシャ(オイル止め?)が一枚有り。

ディスク面との微妙な位置関係はピックアップの対応力(フォーカス機構)に頼る事にしましょう。
ジャンク修理ですからここは気楽にモーターとの隙間が約3mmになる所まで圧入。

リード線貰って新しいモータへ。
オリジナルはリード線がケースの中から生えているのに対しaitendoのマブチモーターは底部にハンダ用の端子。
固定用のネジ穴は位置、ピッチとも同一。

摺動部分(シーク系)に模型用のグリス。

油の付いた手を拭く。
今までは無水や消毒用のアルコールを使っていましたが、コレが一番安い事に気付きました。
オートバックで売ってるタンクの水抜き。
イソプロピルアルコールが99wt%。重量比1%が防錆剤という訳でしょうか。まあいいや。

本場中国の本物の中国製テープ、また使います。

ケーブル類がバタバタしたりピックアップのFFCが盛り上がってディスクに触れないよう、本場中国の本物の中国製テープを使い工場の人を装ってそれらしく固定。

オリジナルのモーターとは比較にならないほど静かでスムーズな回転。
DVDの読み込みも速い速い。

ジャンク購入なので中に入っていたバッテリー(リポ2枚直列)に未練は無し。
動作テストと修理は基板上のACアダプタ部分に安定化電源から9Vを加えていました。
安定化電源から切り離し一本立ちさせるためには健全なリポを2セル分用意するか、9Vの電源端子を利用するかの二択となるでしょう。フルセグの受信テストもしたいし、あとは火曜日の昼飯時にでも考えるとして月曜深夜の作業はここで終了としました。
つづく。
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