2016/03/05
android PMP 電源入らずのジャンク
ヤフオクで落札したアンドロイドベースのPMPが到着。電源入らず分解歴有のジャンク、送料込千円でおつり有。
ケースにある型番より基板に記された文字で検索した方が情報多し。
OS:android2.1/CPU:RK2816/LCD:5inch wide(800x480)/抵抗膜TP・Wi-Fi無。
(NE502R+で検索した結果)

液晶はHSD050IDW1-A20。ネット上に仕様書有。
電源3.3V/LEDバックライト40mA/インターフェース40pin/TP:4線式抵抗膜。
aitendoのSSD1963基板や秋月のエプソン基板にそのまま接続できるタイプ。
この液晶とTP(タッチスクリーン)がまだ使える状態なら今回の元は取れます。

基板の方は電源入らず(電流流れず)。
USB#2#3のオープンショートに関わらず電流計は微弱の辺りをピコピコするだけ。
SW押すと起きようとするが下支えが無く諦めてしまうといった感じ(憂鬱な日の朝状態)。

見た目だけによる判断は危険ですがダメージを受けたような部品は見当たらず。
誰かが修理にチャレンジして叶わなかったジャンクだとしても今一度楽観的に考えてみましょう。充電が始まらないのはリポがプロテクト状態から回復できていない可能性も有。それなら基板は健全。
現状はリポ出力0V(おそらくプロテクト状態)。リポの代わりに4V程度を加えて電源ボタン永押し。

動いた。

これで電源入らずの原因はリポか基板上の充電回路(USBコネクタルートの電源)と判明。
リポを基板から切り離し外部から充電してみるとして、リポの充電は電源直結より専用回路を通した方が安心。未だにバラック状態だけど何かと重宝している18650用充電器(aitendoのモバイルバッテリー基板)を接続。
プロテクト状態から復帰した直後なので数値はデタラメっぽいけど充電電流は流れています。

基板側の充電回路が正常ならバッテリー電圧検出後は充放電管理を行うはず。
満タンでは無いにせよ、電池から電圧が出ている状態を確認して基板に戻す。

プロテクト作動中でもセル電圧がある程度維持されていれば充電初期でセル電圧回復~プロテクト解除となり充電回路はバッテリー電圧を監視可能となるのでしょうが、放電が度を越えると充電初期ではセル電圧が回復せず(プロテクト状態が続く)、その結果充電回路側はバッテリー未接続あるいは異常と判断して全体的な動作も止めてしまうのかも知れません。
リポに関してはプロテクトが解除となるセル電圧になるまで外部から充電を行う必要があるようです。
すなわちチョイ充電でプロテクト状態から復帰できる程度ならUSB充電できたはず。今回はセル電圧の低下が著しく充電回路が対応しなかった(安全の為)、あるいは対応できなかったのでしょう。
もう大丈夫みたい。

やや古めの機械なのでUSB#2#3の状態に関わらず初期の充電電流は0.8A。マジかよ。

詳しい人ならこれだけあれば十分でしょうが本当にこの二つ以外何もない。

サンスターのスパイ手帳世代なもので、ポケットサイズのチープな武器・兵器・ガジェットに執着してしまう癖が抜けません。

この辺が趣味・コレクションのベースかも。
子供の頃に駄菓子屋で買ったのをずっと覚えていて再入手が叶った逸品。マイティジャック非公認の弾の出るトランシーバー、MJシーバー。同じような物は沢山ありましたがコレは引っ張ると伸びる構造が衝撃的でした。今なら本当にトランシーバーを組み込めそう。
(写真は緑色バージョンですが子供の頃に買った茶色バージョンも入手済。)

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