2016/03/26
ポータブルDVDプレーヤー DV-PW1040 液晶交換
修理と言うほどの作業でもなく、同型ジャンクの液晶パネルを入れ替えただけのメモ。今回はジャンク2台とリモコンで税込¥1188-。想像以上に綺麗な映りなので良しとしましょう。
(ACアダプタはオレンジさんで買った9”のジャンクに入っていた物)

先月遊んだ地デジ付9インチとの比較。

■以下、分解時のメモ■
百円だったので一緒に買ったリモコン。型番見たらコレが純正。
RC-PW1040
オレンジさんで買った9インチのジャンクセットに入っていた物も互換性アリ。
RC-PW920
※地デジ付の機種とは互換性無し。

液晶パネルは10.1インチ/1024x600ドット/LEDバックライト。
ロジック電源は3.3Vだが別途にゲート電圧も必要なタイプ。
インターフェース(コネクタ)は0.5mm/50PのFFC。ピンアサインはAT070TNxxなどと変わらないが#1~#4はNC(BL用電源は独立したケーブル)。

パネル裏とFFCに品番らしき文字列があるがどちらで検索しても仕様書は得られず。
逆に推測しやすいのが製造日。おそらく2015年の04月、まだ製造後一年未満。

このシリーズ共通に使われている変換基板は自作時にも使えそう。
液晶の50P(バックライト用電源を含む)とステレオスピーカーの配線を40PのFFC1本に組み直している。
(液晶側の使わないピンを省いているだけで単一電源化や信号のエンコード等は行っていない)
バックライト電源の配線についてはFFCの1~4番に組み込まれていればそれを使い、本機のように別ケーブルの場合は基板サイドに専用コネクタが用意されている。使用にあたりスイッチやジャンパーで切り換える必要は無し。
コントローラーやオーディオアンプと繋がる40P側のピンアサインは独自であり単一電源タイプの液晶(40P)とは互換性が無い模様。
(真剣には調べていない)

リポは2セル直列にプロテクト基板付。
固定は例によって強力なクッションタイプの両面テープ。

ファーム番号らしき文字列と対応液晶サイズが明記されたシール。
9インチと10インチではファームこそ異なるが基板は同一。

分解~再組立時に組み付けを忘れそうな部分。

それなりにしっかりしているヒンジ金具。固定は4本の専用ビスと底蓋共締めが2本。
上下の連結が頼りない時はここのビスが甘くなっている(25日に買ってきた物は緩んでいた)。

25日購入分は筐体の傷みもあるので部品取りに。
スイッチ基板はHDMI基板のそれと同じ構造。各スイッチに固有の電圧を持たせシステム側はそれを読んで識別。
コーディング時にelse if などでダラダラ書く必要がありそうでレスポンスはマトリクススキャンより劣るだろけど、この基板では14個のタクトスイッチを1ポートで管理できる。実験に使えそうなので迷う事なく保存。

ピックアップも中古状態ではあるが捨てられずに保存。

部品取りした方の筐体は廃棄。でもココの部分が…。

そんなジジ臭い事は絶対に止めてくれと心の中で自分が叫ぶも捨てるか悩む。
ネジや工具を置くのにちょうどイイ感じ。

■動作テスト■
16:9ワイドがスクイーズで収まっている現行のソフト。
そのまま綺麗に映ります。
『ヴィンセントが教えてくれたこと』、★3つ半。

4:3画面での再生を想定したレターボックスの場合(昔のソフト)。
このプレーヤーは設定で3種類の画面モードが選択可能でしたが、レターボックス上下の黒帯やサイドパネル(4:3に近づけるため機器側で両サイドに出す黒味)を捨てて全画面表示する機能は無いようです。
『アメリカングラフィティー2』
なんとも切ない作品。アメグラを愛している人は鑑賞に覚悟が必要。

4:3の映像は横に引っ張られて全画面表示。設定を変えても変化無し。
25日のブログ中、最後の写真が4:3のDVDを再生している時のものです。
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