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GM管実験ボードの新調

連休中、仕事の合間に一号機を纏め上げる計画でしたが、部品は揃えたものの、ケースにケガキを入れて加工を始める勇気と気力が出ませんでした。
また、「複数の管を使用して検出率を上げる・・・」という言葉が頭に残り、この際、管のバラつきなども確かめてみたいなどと、心がそっちの方へ動いたのも事実ですが。
ということで、バラックでの実験より、少しは冷静に観察できる環境を求め、あり合わせの物で実験ボードを作ってみました。筐体(ベースの板)はアマゾン箱の敷板(ダンボール)にカラーコピー紙です。

20110507_001.jpg


SBM-20、SI-3BG それぞれ3本を同時に駆動できるようにしました(異種は不可です)。
念のためアノード抵抗・検出抵抗&Tr・ロジック入力(パルス巾伸張コンデンサを含む)は各管に独立したものを持たせ、それぞれのシュミット出力をPICの3桁カウンタとメーター・BEEPに接続しています。
(メーター・BEEP回路へは各出力をORで結び、共通化しました)
HVメーターはICL-7136を使用した秋月の物です。199.9mVの裸特性は知り合いのボルテージソース(アドバンテスト製・校正期間有効)を使わせて頂きましたが、真ん中辺が、これがまたなかなか???。
分圧抵抗は10MΩ+(820Ω+200Ω半固定)としました。アドバンのマルチメーターとトラッキングを取りましたが表示誤差は10%未満、5%程度とお考え下さい。
この電圧計はブリーダ抵抗を兼ね、高圧電源に繋ぎっぱなしです。
カウンターはPICで作りました。カウントは割り込みではなくポーリングです。SBM-20からのパルスを伸張せずに接続したところ、見事に無視されました(ゲートタイムを持たず単に積算するだけですが、ソフトは見直しが必要だと思いますので公開はまだご容赦ください)。




SBM-20を二本同時で動かしてみました。アノード抵抗4.7MΩ、電圧400Vです。
線源との位置関係がアバウトですが、それでもかなり揃っている印象です。
ただし放置した際のBGでは特有の上下関係(数値が多い管と低い管)は出ています。
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Author:Dellbee
デルビィです(少年時代にハマったアマチュア無線局のコールサインを捩りました)。
子供の頃から電子電気・機械物弄りが好きで、今も自分の時間が取れた時は何か弄っています。

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