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SI-3BG ロット違い3本での実験

すごい馬鹿をやってしまいました。どうかお許しください。

5月10日に YouTube とブログにアップ致しました「SI-3BG ロット違い3本での実験(400V)」はデタラメでした。寝ぼけた頭でいい加減な実験と推測をアップしてしまい、大変申し訳ありませんでした。

熟睡後、パルス巾でも計ってみようかと実験ボードと見てぞっとしました。
SI-3BG で実験していると思い込んで、実は高圧もカウンターへの出力も下の段の SBM-20 に接続しておりました。

ということで、世界から顰蹙を買いそうなので動画は削除しましたが、SI-3BG の400V動作に期待を持たれ、ご自作の参考にしようとした方がいらっしゃいましたら、本当に心よりお詫び申し上げます。

私もあまりの反応のよさに、4月の悪戦苦闘が何だったのかとわずかな疑問は抱いたものの、他の方の SI-3BG を使った反応の良い動画を見て、「今までが焦り過ぎた勝手な推測で、10日の結果が冷静に実験し直した結果」だと思い込んでおりました。

改めまして、
現在私の手元にある SI-3BG は合計で8本ですが、どれも定格ではマントル一枚には反応しません。

ブログも本項は消そうと思いましたが、それでは男らしくないので打ち消し線を入れて晒しておきます(電源部の仮説にも結び付けたいので)。

以上、お騒げせいたしまして本当に申しわけありませんでした。
これからも幼稚な実験を繰り返してまいりますが、どうかお許し下さい。

                                              5月12日 23:00


______↓______ここから______↓_______

昨晩(今朝)の実験とは前後しますが SI-3BG のロット違い3本をほぼ定格で動かしてみました。
一番上はオクで「ウランガラスに反応を確認済み」というものです。
2番と3番は元ローカル(元近所の無線小僧=今オヤジ)が北欧の無線仲間(北欧なのでローカルとは言えませんね)に頼んで送ってもらった20本のうちの2本です。
(5本ほど譲り受けましたが当初からどれも反応が良くありませんでした。今朝までオーバードライブしていたグループのうちの2本ですが、実際にオーバードライブした管とは別物です。)

ウランガラスのビー球や直径7センチ程度の灰皿ですと1番でもBGとの識別が難しいものの、マントル1枚以上では立派に検知しています(2番3番はマントル3枚でも沈黙)。

今までバタバタと幼稚な推測と屁理屈で遠回りしてしまいましたが、SI-3BG はオクでチェック済みあるいはキットとして販売されているものなら小細工ナシで使えそうな気がします。
(但しデバイスとしての設計思想がハイレベル環境用であること、センサーとしてのダイナミックレンジが SI-3BG に限って特別広い訳ではなさそうなので、スクリーニングの真似事や生活環境における微弱放射線数の把握などには SBM-20 や J408γの方に軍配が上がることは間違いないと思います。)

__↑______ここまでが、5月10日に大ボケをカマした部分です______↑__


昨晩のオーバードライブテストですが、不安を感じた部分について、もう少し記しておきます。

短時間のテストではBGと検知状態がはっきりと識別でき気分も良かったのですが、数時間後、該当実験での2番管の検知率が極端に低下する現象が確認できました。危険ですね。
電源を入れ直しますと改善するようですが、この辺は信頼性にかかってくる問題です。

すなわち定格以上の電圧で駆動した場合、期間は不明ですが動作開始直後はBGが入り線源に反応するものの、やがて放射線が入ってもそれを検知できない状態に陥る可能性があると言うことです。
これはまた意図的な過電圧駆動でなくとも、HVの電圧が自分の意図する値とはかけ離れていた場合にも、もしかすると起こりうる現象なのかも知れません。

ということで、今晩から電源の作り込みに入ろうと思います。


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コメント

No title

Y.Uです。皆様お元気でしょうか。
SI-3BGはホントに不思議な癖があるようですね。というかロシア管の癖なのかもしれませんが。
SBM-20でも何本かに1本程度、気を失うのがいます。最初はきちんと動いているのに、ふと気づくと
妙にカウントが落ちている。まるで中のガスが粘っているような感じです。SI-3BGのスペックを見ると
「パルスモード動作」というのがあり、そのあたりが改善できるのかもしれません。Chaneyのキット
の回路が変だの何だのと評判ですが、この回路では上記のような症状が出ません(高電圧側に
ヘイカツコンデンサが無い)。近いうちに外部クエンチングのひとつとしてutsunomia.comに記事と
して上げます。

Y.U OM、こんばんは。

Y.U OM、こんばんは。

OMのおっしゃる通り、癖を感じますね。
せめて気絶する不安感は何とかしなければなりません。
(ただし私の所では良玉を使い、電圧を監視して定格内にある限り、今のところ12時間は起きています。)

表現が適当かどうかですが、外部クエンチングの真似事として高圧OFF→始動電圧を経て定格電圧に戻す回路を設けようかとも思いました。超長周期なパルス駆動です。しかしここはOMの実験におすがりさせて頂く事にします。

それと話題が前後しますがTC5032は品薄のようですね。
昔は秋葉のショップに行けばすぐ手に入れられたのですが(私も10代の頃、コレで周波数カウンタを作りました)。
Y.U OMはすでにご入手されたとのことですが、カウンタを設置されたい方が多いようですので、現在ヤフオクでも安価入手可能な4桁カウンタデバイスのデーターを上げておきました。

No title

Y.Uです。
私の高電圧テスト回路は再現性が悪く、ちょっとくさってますが、改良版、改善版を
上げていきます。TC5032ですが、たしかに大阪日本橋や秋葉原では完全に売り切れで
ネット販売大手でも入手難です。ところが、少し地方のパーツ屋(東京近郊なら埼玉辺り)
や岩手では大量の在庫があるようで、そのあたりの不良在庫をさばくお手伝いにもなるか
とも思い、採用することにしました。大型管との組み合わせは、もはや快感です。
TC5032では各桁の桁上げ出力がついているので、私のオリジナル、定確度計測にも
すぐに対応します。

やっちゃいました~

諸OMの皆様、こんばんは。

SI-3BG 定格の実験のつもりが大ボケをカマしてしまいました。皆様本当に申し訳ありませんでした。
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プロフィール

Dellbee

Author:Dellbee
デルビィです(少年時代にハマったアマチュア無線局のコールサインを捩りました)。
子供の頃から電子電気・機械物弄りが好きで、今も自分の時間が取れた時は何か弄っています。

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