2013/01/30
認知症~雑記
まだ誰も出社していない会社のデスクで朝も早よから備忘録の整理。昨日は父親の介護で精神科の病院に付き添い。
一生に一度?しかない親の介護、今対峙している事柄を心にとどめ何かに記録しておくべきなのでしょうが、ブログの方はつい楽しい趣味の方に走ってしまいます。
昨年の春でした。それまで入院していた精神科の主治医にホームでの生活に切り替える事を勧められました。
その時点で幾つかの有料ホームを見学し、入居相談員の方とも連絡が取れる状態だったのですが、さあ、いざ本当に入居実行となると、それもはもう大変なプロセスで、こりゃあ趣味だブログだ息抜きだなどとは言っていられない状態に。
ということで昨年の4月からは機械弄り封印、プロジェクター(映画鑑賞)封印、ブログやオークションも封印で、父親のホーム入居に全力を尽くしました。
さあ、なすべき事は資産の一部売却などお金の工面、契約、退院、入居、本人への説得、対応、、、、。
ハードなスケジュールの中、苛立ちは状況を悪くするだけですから、ただ淡々と冷静にその日のプロセスを執り行って行こうと心がけて挑んだものの、本当に大変。例えが悪いですが、いまさら入試?、入社試験?、いやいやもっと短期決戦で失敗の許されない試練と緊張でした。
少年時代の試練や緊張はオヤジになると良い思い出になりますが、今もまた数年先の未来、あの緊張感を懐かしく思う日が来ると思います。
(が、もちろん今もまだその渦中であるとは肝に銘じています。)
6月に都内の有料老人ホームに入居させました。
それまでは精神科の厚遇病棟(非療養)とはいえ窮屈な入院生活でしたので、ホーム生活の開放感もあってか状態がやや良くなった、、と思った矢先、やはりアルツハイマー、盛夏には被害妄想が激しくなり、再び精神科の美人ケースワーカーに相談。以来、週に一度の外来診察をお願いしています。
専門医の絶妙な投薬バランスはもの凄いの一言です。病による衰えは日々感じていますが今のところ苛立ちや妄想は相当に軽減さています。
(診察の付き添いが徹夜明けだった日などは、私の方が患者っぽくなっている事もあります。)
で、そんな私ですが、昨年暮あたりから、それまでお楽しみを封印していた反動がスパーク。
オークションでジャンク落札、ハードオフでガラクタの大人買い、(父親の)腕時計電池交換50個以上とムーブメントの交換(アマゾンでムーブメント単体を買える事を知り、人生初チャレンジ)、師走の秋月さんではSTM32に手が伸びましたが、今そこまで勉強を始めたら先が不安と悟り、これは自制。
そしてツタヤに寄ってブルーレイの大人借り、、、。
先日、宇宙人 王(ワン)さんとの遭遇という映画を鑑賞しました。
一部国際問題にもなったという作品ですが、今の私には王さんのカマシっぷりが認知症の父の振る舞いに似て。
(昨年のマイ・ベスト・ムービーはラッセルクロウのスリーデイズ(鑑賞中、ずっと心臓バクバク)、ベストアクトレスはダーク・シャドウのエヴァ・グリーンでした。)
スポンサーサイト
コメント