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XP-5000DX その7 アプリのインストールと削除

この週末にネットで検索、判明したことを先ほど実践してみました。
忘れてしまう前に書き残しておきます。

このところ”ネバネバのWindows XP Embedded”という表現を使っていますが、XP-5000DXは本当にシステムがROMで動いているような印象で、僅少なスペースにアプリやドライバをインストールしても再起動すると見事に購入状態に復帰、ユーザー問わず(アドミでも)マイドキュその他Cドライブの何処に新規ファイルを置いても、これも再起動後には消えているといった有様でした。見えるように設定したマウスポインタも当然消失。
その逆も然りで例えばスタートメニュー内に存在する受注ソフトの削除もその時だけ。再起動でゾンビ。

Pingと受注ソフトはPWを探る際にSSD(ADM2)を繋いだ別のPCで削除してしまいましたが、予定しているアプリはDLLやドライバをインストールしなければならない物もあります。

XP Pro新規インストールに傾きかけましたが、EmbeddedだってXP professional がベースとこのとで、もったいない&悔しい、、、。

週末、変換ケーブルを作りながら”Windows XP Embedded 書き込み禁止”などで検索したところ、
いまさら聞けない Windows XP Embedded入門という解説に辿り着きました。


勝手に図を持ってきちゃいましたが、本文を5~6回読んで、やっと”なんだ、そうだったの”と理解できた気がしました。
要はシステム、データーの保護とCドライブにフラッシュメディアなどを使った際に配慮が必要になる書き込み回数の制限(寿命)を回避するため、ある意味バーチャルなファイル操作を行っている訳ですね。いつ電源抜いても叱られない訳がわかりました。
コレってすごいじゃないですか!。遊びで作る専用機には最適。

しかしどんなに堅牢なシステムやストレージデバイスの保護を目論んでも、システムのアップデートなどは必要になる事があるでしょうし、このEnhanced Write Filter機能は絶対に切れないのかと思い、その名で検索すると本家のサイトに辿り着きました。EWF Manager の使い方みたいですが、ADM2の中身を見ていた時にもそれらしいファイルがあったような気がしてCドライブを検索。
20130205_02.jpg

EWFMGRがそのものズバリでしょうが、もっと気になるショートカット(最下部2個)が。
読んで字の如く、EWFディセーブル(無効)とEWFイネーブル(有効)ですが、それぞれ異なるパラメーターを持ってkeeper.exeを呼んでいます。
20130205_03.jpg

試しに EWF Disable をWクリックするとKeeperから再起動を促されます。
20130205_04.jpg

そして再起動したWindows XP Embeddedですが、マウスのポインタが再起動前に設定した状態を保っていました。マイドキュに適当なフォルダを作ってまた再起動。ちゃんと残っています。
この状態で EWF Enable をWクリック、再駆動。当然フォルダも存在し、マウスの設定も継承しています。あらためてフォルダを新規作成、再起動。するとそのフォルダは消滅。

Enhanced Write Filterを飼い慣らしたぞと喜んでいたら、そもそもスタートメニューにEWFファンクション。
20130205_05.jpg

ということで、
●Cドライブ上のファイル操作(インストール、アンインストール含む)の際は EWF Disable で再起動。
●その状態を保護したければ EWF Enable で再起動。




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Author:Dellbee
デルビィです(少年時代にハマったアマチュア無線局のコールサインを捩りました)。
子供の頃から電子電気・機械物弄りが好きで、今も自分の時間が取れた時は何か弄っています。

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